有鉤条虫とは? わかりやすく解説

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ゆうこう‐じょうちゅう〔イウコウデウチユウ〕【有×鉤条虫】

読み方:ゆうこうじょうちゅう

条虫一種体長約3メートル。体はひも状で片節の数は約900個あり、頭部前端大小の鉤(かぎ)状の突起環状に並ぶ。人間終結宿主とし、腸内寄生中間宿主である豚肉生食すると感染する。かぎさなだ。


有鉤条虫

読み方:ユウコウジョウチュウ(yuukoujouchuu)

テニア科寄生虫

学名 Taenia solium


有鉤条虫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/09 09:49 UTC 版)

有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう、Taenia solium)はヒト小腸に寄生する、いわゆるサナダムシの一種である。幼虫は有鉤嚢虫(ゆうこうのうちゅう、Cysticercus cellulosae)と呼ばれる。中間宿主はブタイノシシが主であるが、ヒツジシカイヌネコネズミウシヒトなども中間宿主となり得る。ヒトへの感染は、生きている有鉤嚢虫を保有する豚肉を摂取することによるものが主であるが、虫卵を含む食材を摂取することにより、体内でふ化した幼生が嚢虫となる場合がある。ヒトにおいて嚢虫が脳や眼に寄生した場合は神経嚢虫症(Neurocysticercosis、NCC)など重篤な症状を示す。




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