有翼怪獣 チャンドラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:42 UTC 版)
「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「有翼怪獣 チャンドラー」の解説
第8話「怪獣無法地帯」に登場。 劇中ではレッドキングやマグラー、ピグモンなど他の怪獣とともに多々良島に棲息しており、島の火山活動と地震によって復活した太古の生物と設定されている。両腕の翼で空は飛べないものの、風速60メートル/sの強風を起こせる。また、鋭く長い牙や手の爪も武器であり、レッドキングとの戦いでは肩に噛みついて負傷させるが、右側の翼を引き裂かれて戦意を喪失して敗走する。その後の消息は不明。 デザイン、造形:高山良策 スーツアクター:清野幸弘、鈴木邦夫(前夜祭) 着ぐるみは、前作『ウルトラQ』に登場したペギラの頭部に耳状の突起や牙、角を追加し、全身を乳白色から褐色に塗り替えたもの。学年誌などではペギラとチャンドラーが「兄弟怪獣」と設定されている資料や、「他人の空似」と解説されている資料も存在する。このうち兄弟説と亜種説は、『週刊ウルトラマンオフィシャルデータファイル』にも記載されている[要ページ番号]。書籍『ウルトラマン ベストブック』では、イデの言葉としてペギラの変異体または個体差であるとの推測を記述している。書籍『ウルトラマン大怪獣図鑑』では突然変異型や同種の進化系と記述している。書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、後年の『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』での言及から亜種と推測している。 本編に先立ち、1966年7月9日に杉並公会堂で開催されたイベント「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」(放送は翌10日)でも舞台で暴れている。 放送当時に連載されていた一峰大二の漫画版『ウルトラマン』では、翼で強風を起こす能力を前面に出して描かれている。レッドキングやマグラーと共闘してウルトラマンを苦しめるが、最後は八つ裂き光輪で3匹まとめて倒される。
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