有切ため池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/13 20:35 UTC 版)
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![]() 有切ため池付近の空中写真。 画像中央の棚田にある、短冊型の縦長の池が有切ため池である。1977年撮影。 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。 | |
所在地 | 岩手県一関市 |
位置 | |
水面の標高 | 340 m |
成因 | 灌漑用人造湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
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有切ため池(ありきりためいけ)は、岩手県一関市室根町(旧東磐井郡室根村)津谷川字有切にあるため池である。
2010年(平成22年)3月25日に百間堤(有切ため池)として農林水産省のため池百選に選定された[1]。
概要
北上山地の太田山(標高685.3m)の山麓に100間(180m)を超える長大な堤を建造し灌漑用のため池として造られた。形状は地形をうまく利用し細長い形をしている[2]。
地元に伝わる構築の由来は伊能忠敬に弟子入りした「小野寺面之助」が1804年(文化元年)~1845年(弘化2年)に私財を投じ普請したと伝えられている。
下流の棚田は「有切棚田」として「東磐井地域棚田20選」に選ばれている[3]。
アクセス
道路
- 国道284号から宮城県道・岩手県道18号本吉室根線津谷川字有切
路線バス
脚注
関連項目
外部リンク
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