有事対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 21:53 UTC 版)
「アメリカン・エキスプレス」の記事における「有事対応」の解説
第一次世界大戦や第二次世界大戦時に提供したような、単なる金融サービス業、もしくは旅行代理店の枠を超えた柔軟な有事対応の伝統は、現在も健在である。 1989年(平成元年)6月4日に発生した六四天安門事件では、戒厳令下の北京市に取り残されたアメリカ人旅行者やビジネスマンの脱出を手助けした。 2001年(平成13年)9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件において、ニューヨーク市の本社周辺・ワールドトレードセンターが倒壊する大きな被害を受け社員が死亡したが、ほぼ通常と変わらない体制でサービスを提供し続けた。 2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発災直後から、被災地域周辺に居住しているプロパーカード会員全員に、コールセンターの社員から会員に向けて電話を掛け、会員の安否確認を行い、要望を聞き取ってトイレットペーパー・ガソリン携行缶・ランドセル・ぬいぐるみ等を、無償で提供した。
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