有井把紋人(あるい はもんど)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:44 UTC 版)
「まねこい」の記事における「有井把紋人(あるい はもんど)」の解説
美園高校2年。波留の幼馴染。波留は「アル」と呼んでいる。外国人とのハーフであり、天然パーマ。母と質素なアパートで二人暮しをしている。母子家庭のため生活が苦しく、バイトをして家計を助けており、高卒で就職しようと思っている。非常にクールで賢く、超がつく程に誠実な人間であり、どんな誘惑にも負けない強い精神力、そして賢い処世術を兼ね備えている。楽器と英語を得意とし、非常に長身でイケメンのため、スクールカーストの頂点にいる存在だが、幼いときはハーフであるが故にいじめに遭っていた。波留が誠意をもっていじめから彼を救おうとしてくれたため、波留に対しては非常に親愛な気持ちを抱いている。波留はスクールカーストの頂点にいる把紋人が自分と仲良くしてくれることに誇りを持つと同時に「釣り合わない」と引け目も感じている。とてもモテるのに女性との浮いた話がないため、やっかみも含め、全く根も葉もない「女をとっかえひっかえしている」「ゲイである」といった疑惑をかけられている。実態は、幼い頃にいじめから救ってくれた波留の姉、梓にプラトニックで一途な愛情を持ち続けており、貧乏で何の力もない自分が一人前になったら梓に告白しようと思っているためである。波留はそのことにうすうす感づいており、学内で把紋人のことを悪く言っていたグループに「把紋人はそんな人間じゃない」と食ってかかったが、気の弱い波留は一蹴される。しかしその光景を見ていた奈波に波留は惚れられることになる。
※この「有井把紋人(あるい はもんど)」の解説は、「まねこい」の解説の一部です。
「有井把紋人(あるい はもんど)」を含む「まねこい」の記事については、「まねこい」の概要を参照ください。
- 有井把紋人のページへのリンク