最初の手紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:19 UTC 版)
"I like killing people because it is so much fun it is more fun than killing wild game in the forrest because man is the most dangeroue anamal of all to kill something gives me the most thrilling experence it is even better than getting your rocks off with a girl the best part of it is thae when I die I will be reborn in paradice and all the I have killed will become my slaves I will not give you my name because you will try to sloi down or atop my collectiog of slaves for my afterlife ebeorietemethhpiti" -ゾディアックの408の記号の暗号を解読したもの。1969年8年に解読された。誤記も含めて忠実に解読している。 1969年8月1日、犯人によって書かれた3通の手紙がバレーホ・タイムズ・ヘラルド(英語版)、サンフランシスコ・クロニクル、サンフランシスコ・エグザミナーの各社に届けられた。手紙の内容はほとんど同一で、レイク・ハーマン・ロードとブルー・ロック・スプリングスでの殺人の犯人は自分であると書かれていた。それぞれの手紙には、408の記号で書かれた暗号文の3分の1が記載されていた。犯人は暗号文には自身の正体が記されていると主張した。犯人は各新聞社に暗号文を新聞の1面に掲載することを要求し、そうしなければ週末の夜に12人殺すと脅迫した。 サンフランシスコ・クロニクルは翌日の新聞の4面に3番目の暗号を掲載した。暗号の隣に掲載された記事では、バレーホ警察署長のジャック・E・スティルツ (英: Jack E. Stiltz) による「我々警察は手紙が犯人によって書かれたものであると確信していない」という発言が引用された。スティルツ署長は、手紙の送り主に自身の正体を示す証拠とともにもう1通手紙を送ることを要求した。犯人が予告した殺人は起こらなかった。暗号文の残りの2部も最終的には掲載された。 1969年8月7日、新たな手紙がサンフランシスコ・エグザミナー社に届いた。その手紙は"Dear Editor This is the Zodiac speaking"という書き出しで始まった。この手紙で犯人は初めて「ゾディアック」という名義を使用した。この手紙はスティルツ署長の要求に応えたもので、手紙の書き手がファラデー、ジェンセン、フェリンを殺害した犯人であることの証明になった。手紙の中で、ゾディアックは殺人事件について一般には非公開の情報まで記載していたのである。暗号を解読すれば自分を捕まえられるという警察に宛てたメッセージも記していた。 1969年8月8日、サリナスに住むドナルド・ハーデン (英: Donald Harden) とベティ・ハーデン (英: Bettye Harden) が暗号文を解読した。The Most Dangerous Game(英語版)からの引用と思われる文もあったが、綴りに誤りが見られた。死後の奴隷を集めているという記述もあった。解読された暗号には犯人の名前は無かった。ゾディアックは自分の正体を明かせば奴隷集めが遅くなるか止めることになるから正体は秘密にすると記していた。
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