最初の戦時行動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 10:31 UTC 版)
「ジャーヴィス (DD-393)」の記事における「最初の戦時行動」の解説
12月16日、ジャーヴィスは第14任務部隊に加わり、空母サラトガ(USS Saratoga, CV-3)を護衛して日本軍の攻撃を受けているウェーク島の救援に向かった。しかしながら救援作戦は放棄されたため、任務部隊は12月23日に真珠湾へ帰還を命じられた。その後ジャーヴィスは対潜哨戒を再開するため12月29日に真珠湾へ戻った。空母レキシントン(USS Lexington, CV-2)と巡洋艦らと共に行動中だったジャーヴィスは、1942年1月23日の夜に雷撃され6時間後に沈没した給油艦ナチェス(USS Neches, AO-5)の生存者182名を救助した。 一部の文献では、ジャーヴィスは1月27日に真珠湾南方沖で伊号第七十三潜水艦を掃海駆逐艦ロング(USS Long, DMS-12)、トレヴァー(英語版)(USS Trever, DMS-16)他1隻と共同で撃沈したとされている。 ジャーヴィスは2月5日に真珠湾を出港しオーストラリアのブリスベンへ向かう船団を護衛して3月27日に帰投した。4月8日にジャーヴィスは小規模整備のため第4駆逐戦隊の僚艦らと共にサンフランシスコへ向かう。5月18日に13隻の船を護衛して真珠湾へ戻ったジャーヴィスは、5日後にフィジーを経由してオーストラリアのシドニーへ移動し、6月18日に到着した。ガダルカナルの戦いに参加するまでの間、ジャーヴィスはオーストラリアからニューカレドニアへの船団護衛と対潜哨戒任務に従事した。
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