最上堰
![]() 柏倉家住宅わきを流れる最上堰 |
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疏水の概要 |
■疏水の所在 山形県中山町を中心とする2市2町周辺地域1,200ha ■所在地域の概要 山形県の中央に位置する中山町。近隣には山形市、寒河江市、天童市があり都市近郊農村地域として現在発展の一途を辿っている。 ■疏水の概要・特徴 今から117年前、明治21年最上川より取水し、トンネル(5.5km)を含む23kmの最上堰が完成し、また当時は水不足で悩んでおり、柏倉文四郎は17才で発願し、30才で分水の事業に乗り出したが、先人の失敗を恐れ賛同するものはいなかった。しかし、親戚の目をぬすみアメリカ居住のドイツ人に測量・設計をさせた。また、安孫子兼治郎も県へ工事着手を要請し、工事実施の費用を捻出した。 これにより県議会もようやく動き出し郡長が管理者となり水利土功会を発足、二人は工事係を命じられ4月2日起工、12月2日竣工した。これにより天水依存でなく200年万人が望んでいたこの地に命の水をもたらし、荒廃地が美田と変わりました。 |
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