時実 理一(ときざね りいち)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:09 UTC 版)
「人工憑霊蠱猫」の記事における「時実 理一(ときざね りいち)」の解説
玄山資料館準備室→美袋玄山研究所の学芸員で責任者。助手待遇。かつては嵯峨野研究室の助手だったが、「モノゲノム解析計画」(モノ=鬼神)を立案したことで嵯峨野教授と衝突、更に身に覚えのない誹謗中傷が学園中に流され、2年前に有名無実の準備室に異動(左遷)となった。助手時代はファンが多数いたが、現在はひげも髪も伸び放題で服はよれよれ。基本的に学内の権力闘争に無関心であるが、学園理事長とも繋がりを持つなど学内に相応の人脈を持っている。鬼神を全く信じていない上に、5年前に有鬼派が起したある実験計画に関わった経験から、有鬼派を快く思っていない。鬼神の存在を否定する強固な信念から反呪法の『常能力』を有しており、彼の認知できる範囲内では鬼神は形成できない。人類学のフィールドワークの一環で、琉球空手やいくつかの中国拳法を学んでおり、かなり腕が立つ。その特異で強力な能力ゆえ、鬼神がらみの事件そのものに直接かかわることはできないため、もっぱら裏工作や後始末などを務める。夏の事件以降、身動きが不自由になったため研究所を退職、対・有鬼派連絡機関のオブザーバーとなる。東京出張中に古代鏡事件を聞き、刑部に帰ってきたところを研究所の火災に巻き込まれ行方不明となる。
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