映画『空気の無くなる日』とは? わかりやすく解説

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映画『空気の無くなる日』(1949年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 08:12 UTC 版)

空気のなくなる日」の記事における「映画『空気の無くなる日』(1949年)」の解説

1949年2月28日発行映画雑誌映画季刊』(後に『映画新潮』に改題制作社刊)に日本映画社監督伊東寿恵男名義シナリオ空気のなくなる日』が掲載された。 1949年5月河出書房から出版され児童文学協会編『小学六年生 文学読本』には、本作だけでなく、偶然に日本映画社教育映画記録映画脚本監督しながら児童文学作品書いていた岩佐氏寿作品収録されていた。 いずれにせよ子供廣場掲載から2年経過することなく日本映画社関係者目に触れる機会得て本作同社によって映画化されることになった映画のタイトルは、『空気無くなる日』となった。 この映画では特撮比重大きく東宝スタッフのほか、鷺巣富雄イントロ部分特撮担当また、渡辺善夫が「合成作画」(マットペイント)を手掛けたが、渡辺は「作画合成」(部分的な合成)だけでなく、画面すべてを画で表現する「全画」という技法を、日本初め使用し成功収めている。限定され公開方法であったにも関わらず思い出として語る人は少なくなく、評論家筈見有弘は、そうした口コミ押されフィルム試写まで行ったうえで1977年刊のムック映画宝庫6・SF少年の夢」(芳賀書店)に長文リポート執筆している。 映画は、文部省選定作品となる。映画は、1950年発足した映画配給会社共同映画」の配給網にのり、学校公民館での移動巡回映画会などで上映され劇場での公開は、日本映画社教育映画部が解体され日本映画新社へと再編された後の1954年となったスタッフ製作:石本統吉 監督伊東寿恵男 助監督吉田庄太郎菅家陳彦 撮影大小島嘉一 録音酒井三 照明:日野正男 音楽武田俊一 美術田辺特撮東宝合成課(合成 向山宏)、鷺巣富雄イントロ部分)、渡辺善夫合成作画キャスト花沢徳衛 田中筆子 原緋紗子 日方一夫 児童劇団銀河座」ほか

※この「映画『空気の無くなる日』(1949年)」の解説は、「空気のなくなる日」の解説の一部です。
「映画『空気の無くなる日』(1949年)」を含む「空気のなくなる日」の記事については、「空気のなくなる日」の概要を参照ください。

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