明の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 18:21 UTC 版)
川島 早苗(かわしま さなえ) アキラの母方の祖母。アキラが転校した時点で54歳。少女になってしまった孫を優しく見守っており、何があってもアキラの味方であると宣言している。女の子になったばかりで沈みがちだったアキラに料理を教え「食べなきゃ死んじゃうんだから、料理するのに男も女もない」と語っている。また、包丁を始めとした調理道具の正しい使い方を徹底して教えたようで、アキラは調理実習に参加した際、クラスメイトの危なっかしさに内心慌てていた。 藤宮 哉子(ふじみや かなこ) アキラの母親。アキラが小学1年の時、運動会の仮装競技で女装させられて非常に嫌がっていたことから、アキラの望みは男らしくすることであると考えている。しかしアキラ本人は、上記の通り男子に戻りたいという気持ちはもう無く、女子として頑張ろうとしており、結果としてすれ違い気味。わが子の悩みか実家住まいのためかは不明だが、年々肥えてきている。 藤宮 善久(ふじみや よしひさ) アキラの父親。過去の回想で一、二度登場しただけ。存命はしており転校前は一緒に暮らしていたが、アキラが祖母の家に引っ越した時は一緒に来ておらず、単身赴任状態。小学校入学時にアキラのランドセルを買う際、龍柄のランドセルをねだるアキラに対し「そんなの持ってたら俺らが変な目で見られるだろ?」と怒鳴りつけており、息子より自身の世間体を気にするきらいがある。
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