旧約聖書のエリヤとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 旧約聖書のエリヤの意味・解説 

旧約聖書のエリヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 18:37 UTC 版)

エリヤ」の記事における「旧約聖書のエリヤ」の解説

はじめギレアデのテシベ(ティシュベ)に住みアハブイスラエル王国の王であったとき、預言活動開始したエリヤサマリヤ地方去ってヨルダン東岸のケリテ川のほとり三年すんだ間、王国にはがなく、飢饉激しかったエリヤイスラエルに戻ると、アハブ求めてバアル預言者450人、アシラ預言者4百人イゼベル食卓食事する者たち」との競争行ったバアル預言者たちとエリヤカルメル山祭壇築いてそれぞれの神に祈ったところ、バアルからは何の答え無くエリヤの神(ヤハウェ)のみが天から火を降らせるという奇跡をなした。直後エリヤバアル預言者捕えるよう指示出しバアル預言者たちは捕えられて処刑された。 そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞのをなめつくした。民は皆見て、ひれ伏して言った、「主が神である。主が神である」。エリヤは彼らに言った、「バアル預言者を捕えよ。そのひとりも逃がしてならない」。そこで彼らを捕えたので、エリヤは彼らをキション川に連れくだって、そこで彼らを殺した。 — 列王紀上18章38節から40節(口語訳そののち降ったが、これを聞いたイゼベル怒りエリヤイゼベル怒り避けてユダベエルシバベエルシェバ)へ逃れたのち、ホレブ山身を隠したホレブ山ヤーウェ言葉受けたのち、エリヤはホレブを去った。その言葉とは、ダマスコスのハザエルをシリアの王に、エヒウイスラエルの王に、エリシャ自分後継者となる預言者としてそれぞれに膏を注ぐ命であったホレブ山降りたエリヤエリシャ会い、これを後継者とした。 アハブがエズレルの人ナボテのぶどう畑を不当に欲しイゼベル無実の罪着せてナボテを殺害した時、エリヤアハブ会いアハブ不当にナボテの畑を取ったことを責め神の言葉伝えてアハブとその家が滅びると預言した。アハブ悔いたため、災いアハブの身に直接及ばずその子の代に下るとの預言エリヤ下った。のちにエリヤつむじ風乗って天に上げられエリシャエリヤ火の馬曳く火の戦車乗って天に上るのを見た二人はのち二度と会わなかった。 シリヤのハザエルはエリシャ会ってその預言聞いた後、王ベネハダデをさつ害して王位奪いエヒウエリシャに膏注がれた後、叛乱してアハブの子ヨラムより王位奪ってイスラエルの王となったユダヤ教ではモーセ以後最大預言者みなされた。

※この「旧約聖書のエリヤ」の解説は、「エリヤ」の解説の一部です。
「旧約聖書のエリヤ」を含む「エリヤ」の記事については、「エリヤ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「旧約聖書のエリヤ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「旧約聖書のエリヤ」の関連用語

1
10% |||||

旧約聖書のエリヤのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



旧約聖書のエリヤのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエリヤ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS