旧最上橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 21:49 UTC 版)
旧最上橋は1940年10月に完成。寒河江市と大江町を結んでいる。色は灰色。"最上川の流通・往来及び左沢町場の景観"の重要な構成要素の一つとされ、2003年には土木学会選奨土木遺産に選定されている。川と橋が織り成す景観は「水郷の町」のシンボルとなっている。 三連アーチの構造が特徴で、綺麗な半円を描いていることから、「太鼓橋」との愛称でも親しまれている。素材には鉄筋コンクリートが使われ、欄干もコンクリートで造られている。橋の中央4か所にバルコニーがあり、歩行者の待避所兼展望スペースとなっている。 護岸は親水公園として整備されている。斎藤茂吉の歌碑やかつての川港を示す桜町渡船場跡も存在する。毎年8月に行われている水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会の会場としても使用され、新最上橋の完成後も旧最上橋一体がイベント空間として利用されている。2014年の山形デスティネーションキャンペーンではこれに合わせ旧最上橋のライトアップがなされた。
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