旧和田岬灯台
名称: | 旧和田岬灯台 |
ふりがな: | きゅうわだみさきとうだい |
登録番号: | 28 - 0025 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄骨造,直径7.5m,高さ17m |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治17 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県神戸市須磨区須磨浦通1-1 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 現存最古の鉄造灯台。ブラントン時代の初点時(明治5年)は木造であったが,明治17年鉄パイプ造に改築された。設計は英国留学から帰国した石橋絢彦かと推測される。後に続く鉄造灯台のモデルとなった。昭和39年現在地の須磨海浜公園内に移築された。 |
その他工作物: | 天竜浜名湖鉄道機関車転車台 市立港中学校門柱 旧名鉄美濃町線美濃駅プラットホーム及び線路 旧和田岬灯台 旧国鉄富内線富内駅プラットフォーム 旧国鉄武豊港駅転車台 旧国鉄越美南線北濃駅機関車転車台 |
和田岬灯台
登録 | |
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登録名 | 旧和田岬灯台 |
登録日 | 1998年9月2日 |
登録コード | 28-0025 |
和田岬灯台(わだみさきとうだい)は、兵庫県神戸市の和田岬に建てられた灯台である。1964年(昭和39年)に和田岬から須磨海浜公園に移設保存されている。
概要
1867年(慶応3年)4月幕府は英国との間で結んだ大坂条約の中で5基の洋式灯台の建設を約束した。和田岬灯台はこの中の一つで兵庫の開港を前に設置されたものである。
初代の灯台は1871年(明治4年)に完成し、1872年(明治5年)10月1日に初点灯された。このときの建物は八角型の木製灯台で、後に1884年(明治17年)二代目となる鉄製灯台に改築され、1963年(昭和38年)に廃灯になるまで神戸初の水族館「和楽園水族館」や和田岬砲台などのあった和田岬に設置されていた。
現在残る鉄製の灯台は「日本の灯台の父」と称されるイギリス人リチャード・ヘンリー・ブラントンによって設計されたもので、高さが15.76メートルの三階建て、初代とは異なって六角形の形をしている。またこの2代目灯台は現存する日本最古の鉄製灯台で歴史的文化財的価値が高く、1998年(平成10年)には旧和田岬灯台の名称で国の登録有形文化財に登録された。
地元周辺の住民には「赤灯台(あかとうだい)」の愛称で親しまれている。
所在地
- 兵庫県神戸市須磨区須磨浦通1丁目1番地 須磨海浜公園
交通
周辺情報
関連項目
- リチャード・ヘンリー・ブラントン
- 神戸メリケンパークオリエンタルホテル灯台 - 本灯台を模した形状をしている。
外部リンク
座標: 北緯34度38分35.53秒 東経135度7分20.36秒 / 北緯34.6432028度 東経135.1223222度
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