日韓両国以外の評価・見解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:36 UTC 版)
「任那日本府」の記事における「日韓両国以外の評価・見解」の解説
世界約50カ国で教科書を出版しているオックスフォード大学出版局が制作している教科書は「5世紀の日本の勢力は朝鮮半島南部まで支配した」と記述している。プレンティスホール社が出版しているアメリカの教科書『世界文化』は「西暦400年ごろ、(日本は)幾つかの氏族が連合して日本の大半を統一し、朝鮮南部の地域を統治するまでに至った」と記述してあり、カナダやオーストラリアの教科書もまた、同様の記述が存在する。 コロンビア大学のオンライン百科事典やアメリカ議会図書館は、「古朝鮮は紀元前12世紀に、中国人、箕子が朝鮮半島北部に建てた国だ。その当時、朝鮮半島南部は日本の大和政権の支配下にあった」と記述している。 中華人民共和国の上海人民出版社が出版している歴史教科書『世界史講』は、「新羅は、半島南方で早くから長期間にわたって倭人の基盤となっていた任那地区を回復した」と記述している。 中華人民共和国外交部のホームページ(www.fmprc.gov.cn)の日本の概況は、任那日本府に言及、「5世紀はじめ、ヤマト王権が隆盛した時期に、その勢力が朝鮮半島の南部にまで拡大した」と紹介した。 中華人民共和国国営出版社の人民出版社が発行している中国の大学歴史教材『世界通史』は、4世紀から5世紀にかけて日本が伽耶を支配した任那日本府を受け入れ、「伽耶は4世紀に日本の侵略を受けた」と記述している。
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