日記・実録
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日記は一般的に史料価値が高いとされており、古文書に次ぐ第一級史料とされることが多いが、後世の加筆などもあり取り扱いには慎重を要する。 『イエズス会日本通信』・『イエズス会日本年報』 イエズス会発行。来日したイエズス会宣教師たちの書簡を中心とした刊行物。 『家忠日記』 松平家忠著 『家久君上京日記』 島津家久著 『上井覚兼日記』 上井覚兼著 『宇野主水日記』 宇野主水著 『王代記』 甲斐国窪八幡神社の別当寺である普賢寺住職による年代記。 『兼見卿記』 吉田兼見著 『高白斎記』 武田氏家臣の日記。武田家の家政に関する記録が豊富で、武田三代期の基本史料。 『駒井日記』 駒井重勝著 『塩山向嶽庵年代記』 甲斐国塩山向嶽寺の歴史住職により書き継がれた年代記。創建以来の向嶽寺史や武田氏との関わりに関する記事が豊富。 『時慶卿記』 『勝山記』(妙法寺記) 富士北麓地域の年代記。武田氏をはじめとする領主の動向や甲斐・駿河の政治的事件のほか、災害や生業に関する記録も多い。 『朝鮮日々記』 慶長の役に医僧として動員させられた浄土真宗僧侶慶念の従軍日記。僧の視点から見た、当時の生々しい朝鮮半島の戦場の様子が記録されている。 『天正記』 大村由己著 『天王寺屋会記』 『言経卿記』 山科言経著 『晴豊公記』 勧修寺晴豊著 『フロイス日本史』 ルイス・フロイス著 『八代日記』(当家日記) 相良氏の八代側の家臣(八代談合衆中)によると思しき日記。
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