日本要人のツバル訪問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:40 UTC 版)
「日本とツバルの関係」の記事における「日本要人のツバル訪問」の解説
第3次小泉内閣で環境大臣を務めていた小池百合子が2006年8月にツバルおよびフィジーを訪問し、気候変動や地球温暖化、海面上昇などについてツバル首相のマアティア・トアファと議論した。これは環境大臣として、また日本の閣僚として初めてのツバル訪問であった。その後、2008年1月には福田康夫内閣で環境大臣を務めた鴨下一郎がツバルを訪問しツバル首相のアピサイ・イエレミアと、2013年9月には第2次安倍内閣で環境大臣を務めた石原伸晃がツバルを訪れてツバル首相のエネレ・ソポアンガ(英語版)と会談を実施、環境問題について議論を交わしている。 一般的に外交は外務省が担うものの、ツバルは地球温暖化の影響を強く受けているというその特性上、上記したように環境省との交流が多い。ただし2019年には鈴木憲和外務大臣政務官が総理特使として太平洋諸島フォーラム域外国対話に出席するため、フィジーやソロモン諸島およびカンボジアと並んでツバルを訪問した。外務省の要人としては初めてのツバル訪問であった。 また2007年には東京都知事であった石原慎太郎がツバルを訪問した。ツバルは海面上昇の影響を最も強く受ける国であるが、東京も海抜0メートル地点が多く海面上昇が進めば水没が想定される地域も多くあり、この訪問はその対応策を視察し意見を交換するためのものであった。
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