日本製品への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/25 02:34 UTC 版)
「トレブルオートレインズ」の記事における「日本製品への影響」の解説
高級鉄道玩具 夢の超特急 (トミー/トミヤマ) 1964年頃に発売された トミー製造の鉄道玩具である。製品形態は一般的な直流ニ線式鉄道模型と同一で、家庭用電源を制御機器で降圧・整流して線路から車輌に供給して走行させる。車輌は新幹線の試作車を製品化している。スケールモデルではなく短縮型となっているが、車輌寸法は現在のNゲージ製品に準じていて、当時の『鉄道模型趣味』誌に9mm(=N)ゲージ日本メーカー最初の製品と紹介されている。車輌構造はトレブルオーレクトリックを参考にしていて、車体はプラスティック製で異なるが、動力装置は歯車減速のゴムベルト駆動で類似 、連結器は全く同じベーカー簡易型である。規格名称もOOOゲージをスリーオーゲージと読ませている。 ミニチュアー鉄道シリーズ (童友社) プラモデルメーカーの童友社が製造販売したプラモデルシリーズで、ロンスター・ロコス製品を参考として製作されている。そのため大きさもロコス製品と近似している。線路はプラスティック製の道床付で軌間はロコス製と同様8mmである。車輌製品に関しては、機関車と貨車はロコス製品の模造、電車の先頭車は運転室より前方は童友社独自のものだが、客室部分についてはロコス製品の模造である。他にロコス製品のアメリカ型客車を短縮化した製品もあった。製品の外箱にはOOOゲージに由来する、TOゲージの表記がある。販売時期は1960年代から1970年代初頭である。 TADA製品 TADAは自社で開発した9mmゲージ鉄道模型用動力車とトレブルオートレインズ製品の客車・貨車を組み合わせて鉄道模型車輌セットとしたものを主にアメリカ市場で販売した。動力車は日本国有鉄道のC58形蒸気機関車をタンク機関車化したもので、販売時期は1960年代後半から1970年代初頭である。この機関車は後にディスプレーモデルとして日本市場などで販売された。このほか同社では新幹線0系電車も9mmゲージで模型化している。
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