日本海溝における地震
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:06 UTC 版)
日本海溝では、以下のようにたびたび地震が発生している。 青森県東方沖地震、三陸沖地震(三陸はるか沖地震、東北地方太平洋沖地震含む)、岩手県沖地震、宮城県沖地震、福島県沖地震(福島県東方沖地震含む)、茨城県沖地震、房総沖地震(千葉県東方沖地震含む)などは日本海溝で起こる海溝型の大地震であり、しばしば津波も発生する。特に2011年に発生した東北地方太平洋沖地震はMw9.0を記録している。 詳細は「東北地方太平洋沖地震及び津波のメカニズム#本震のメカニズム」および「東北地方太平洋沖地震の前震・本震・余震の記録#主な前震・本震・余震」を参照 なお、東北地方太平洋沖地震では日本海溝に沿って南北約500km、東西約200kmの広範囲に渡り断層の破壊が進んだが、日本海溝と千島海溝の接続部分が現在も地震空白域となっており、この地域には約120kmの海底活断層があることからもM8規模の巨大地震の発生が懸念されている。また南方でも同様に、今回の地震で大きな破壊が起きなかった日本海溝南端部にあたる房総沖での巨大地震の発生が懸念されている。 詳細は「東北地方太平洋沖地震及び津波のメカニズム#日本海溝と造構性侵食作用」および「東北地方太平洋沖地震#過去の地震・想定地震との比較」を参照 「千島海溝#千島海溝における地震」および「十勝沖地震#500年間隔地震(連動型)」も参照
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