日本の漁獲管理とは? わかりやすく解説

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日本の漁獲管理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 14:19 UTC 版)

漁獲可能量」の記事における「日本の漁獲管理」の解説

日本では漁獲可能量 (TAC) を定めて漁獲量がその数量を上回らないように管理している。当初TAC魚種として7魚種設定され2017年クロマグロ追加され8魚種となった対象魚クロマグロ サンマ スケトウダラ マアジ マイワシ マサバおよびゴマサバ スルメイカ ズワイガニ 選定基準 漁獲量多く国民生活上で重要な魚種 資源状態が悪く緊急に管理を行うべき魚種 日本周辺外国人により漁獲されている魚種 漁獲可能量水産庁水産総合研究センター大学各都道府県水産試験場などの研究者集め水産資源研究・調査成果協議して全体魚種ごとの漁獲可能量決定し、その全体量が各都道府県配分される漁獲可能量設定は、生物学的許容漁獲量 (ABC) がベースとなっているが、漁業者経営状況等も配慮される。海洋生物資源の保存及び管理に関する基本計画改定毎年行われている。 TAC漁業規模漁業種類に応じて大臣管理漁業知事管理漁業区別される大臣管理として漁業団体漁獲総量把握し知事管理としては都道府県庁がその責務担っている。 現在全国漁業協同組合からの漁獲量把握するために、水産庁は「漁獲管理情報処理システム」を1997年より稼動させた。主要な漁業団体及び漁協都道府県庁に端末設置して漁獲量電子データとして農林水産省外郭団体である漁業情報サービスセンター (JAFIC) に収集データベース化図っている。

※この「日本の漁獲管理」の解説は、「漁獲可能量」の解説の一部です。
「日本の漁獲管理」を含む「漁獲可能量」の記事については、「漁獲可能量」の概要を参照ください。

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