漁獲管理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:19 UTC 版)
指定された魚介類の制限量が個別の漁船ごとに設定され、漁獲量と水揚量を記録することが義務付けられている。また漁で使われる道具の種類についても制限が課されている。さらに種の個体数の回復のために漁場ごとに禁漁期間が設けられることもある。 水揚する魚は基準で定められた大きさ以上のものでなければならない。このため法令で水揚が認められない小さな魚は死んでいるにもかかわらず海に投棄されるということが起こることになるため、網の目の大きさについても小さな魚が逃げられ、その種の個体数が戻るように基準が設けられている。しかし成魚の大きさは種類によって違うものであり、違う網を使っていかなければならないため、網の目の大きさを選ぶということが難しくなる。
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