漁猟船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:44 UTC 版)
漁猟船は、魚の獲り方(漁法)によって分類名がつけられている(例:「流網漁船」「刺網漁船」 等々)。また、獲る魚によって分類名がつけられることもある。 釣漁船(つりぎょせん): かつお釣漁船、さば釣漁船、いか釣漁船 等々、多種類ある。 延縄漁船:延縄(はえなわ)漁をする漁船 流網漁船: 流網(ながしあみ)漁を行う漁船であり、たとえばサケ・マス流網漁船など、網を固定せずに魚が自ら絡まることで獲る 刺網漁船 :刺網(さしあみ)漁を行うもので、イワシ、サバ、サンマ、メバル、チヌ、カレイ、カニ、クルマエビなど海中の魚や海底の甲殻類が回遊などで移動してくる針路を遮断するように網を固定接地して獲物を得る船がある 旋網漁船:旋網(まきあみ)漁を行い、魚群の周りに網を入れて囲い込んで魚を獲る船 敷網漁船: 敷網(しきあみ)漁を行い、魚群の下に網を入れて魚をすくい取る船 突棒漁船 : 突棒を行う漁船。つまりカジキやマグロを突いて獲るための船 曳網漁船 : 曳網(ひきあみ)漁を行う船であり、網を海中で曳いて魚を獲る船 トロール漁船 : 底引き網を引いて魚を獲る船 白蝶貝採取漁船 海獣猟船 : アシカやアザラシを捕獲するための船
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