漁獲量管理の手法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 14:19 UTC 版)
非個別割当方式 - 漁獲可能量を漁業者に割り当てず、漁獲量の合計が上限に達した時点で操業を停止させる方式。オリンピック方式またはダービー方式ともいう。早獲り競争となり、小形魚まで取りつくしてしまう欠点がある。先進国では日本のみ採用。 個別割当方式 (IQ (individual quota)) - 漁業者や漁船ごとに漁獲量を割り当てる方式。イギリス、スペインなど。譲渡性個別割当方式(英語版) (ITQ (individual transferable quota)) - IQ方式のうち、漁獲量の過剰分または不足分を他の漁業者へ譲渡できる方式。特定の漁業者に割当量が集中するおそれがある。アメリカ、ノルウェー、アイスランドなど。
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