日本の源泉徴収制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 01:38 UTC 版)
所得税では源泉徴収(源泉所得税)というが、住民税・介護保険料・後期高齢者医療保険料等では特別徴収という。また、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料等の社会保険料は単に徴収といい、総括して天引きとも呼ばれる。なお、2013年(平成25年)1月1日から2037年(令和19年)12月31日までの間に生ずる所得は、源泉所得税のみならず復興特別所得税も併せて徴収される。 源泉徴収された所得税は源泉分離課税のものを除き、本来1年間に払うべき所得税とは基本的に差額が発生する。源泉徴収された所得税の差額調整については、サラリーマンや公務員などの給与所得者は年末調整、年末調整では差額調整が完了しなかった場合や自営業者などは確定申告がある。金融商品取引業者等で開設した特定口座(源泉徴収口座)内所得の申告不要などの制度がある。法人で源泉徴収される所得税は法人税の申告時に差額調整を行う。
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