日本の主な形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 13:59 UTC 版)
ソ30形 - 事故復旧用で、1935年から製作された。当初は蒸気動力で、1970年に動力をディーゼル機関に換装している。小樽市総合博物館に保存車がある。 ソ80形 - 事故復旧用で、扱重65t の大型操重車である。ソ81が北海道三笠市の三笠鉄道記念館にて保存されている。2010年まではソ180が静岡県浜松市の佐久間レールパークにて保存されていたが閉園後に解体された。 ソ200形 - 橋桁架設用で、扱重は35t。 ソ300形 - 橋桁架設用で、扱重は35t である。ソ300が群馬県安中市の碓氷峠鉄道文化むらにて保存されている。 GS-80 - 東日本旅客鉄道株式会社が新たに導入した鉄道クレーンで分岐器敷設、撤去等の工事に使用される。ドイツGOTTWALD社製で1995年に1号機、1999年に2号機が導入され現在でも使用している。別名“スーパービートル”。 KRC810N - GS80の置換えのため2015年に1号機、2016年に2号機が導入された。ドイツKIROW社製。 形式不詳 - 昭和初期に鉄道省が木材の積み下ろしのために試験導入した車両。中央本線上松駅で、森林鉄道から省線の貨車に木材を積み替えるため使用された。自重42t、起重機の動力はディーゼル機関で出力は50馬力。
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