日本での発生とは? わかりやすく解説

日本での発生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 15:30 UTC 版)

ウスバキトンボ」の記事における「日本での発生」の解説

ウスバキトンボ寒さ弱く幼虫水温4℃死滅するといわれる毎年日本発生する個体群は、まず東南アジア中国大陸から南日本にかけてで発生し数回世代交代繰り返しながら、季節の移ろいとともに日本北上してゆくものである日本に殆ど土着せず、東南アジア中国大陸シベリアから渡ってくるトンボウスバキトンボ以外にも多く種類があるが、他種はひと夏の間に個体数急増させることはまずない。 毎年春になる南日本から成虫発生する南西諸島九州四国では4月中旬飛び始めるが、本州南部では5〜6月中部山岳地帯東北地方では7〜8月、北海道では9月というように発生時期徐々に北上する。8〜9月頃には、日本各地大群飛び回る様が観察できる。 しかし、寒くなり始めるとバッタリ成虫見られなくなる。現在のところ、南下をする個体群なども確認されていないので、寒さ死滅する考えられている(無効分散)。九州南部南西諸島では幼虫越冬する思われるが、詳しいことはわかっていない。また、これらが毎年春にどの地方から来るのかもはっきりしていない。 なお、最近文献では、日本繁殖できないのは、熱帯性である本種が寒さに弱いことの他にも、冬の日本では幼虫エサとなる水生小動物がいなくなることも原因ではないかという説もある[要出典]。

※この「日本での発生」の解説は、「ウスバキトンボ」の解説の一部です。
「日本での発生」を含む「ウスバキトンボ」の記事については、「ウスバキトンボ」の概要を参照ください。

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