日本でのガイドラインとは? わかりやすく解説

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日本でのガイドライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:58 UTC 版)

インフルエンザ」の記事における「日本でのガイドライン」の解説

日本感染症学会提言では、病院施設高齢者施設においてインフルエンザ発生した場合インフルエンザワクチン接種有無かかわらず同居に対して抗インフルエンザ薬予防的投与を行うとしている。 治療用であるオセルタミビル商品名「タミフルカプセル75」)、ザナミビル商品名リレンザ」)、ラニナミビル商品名イナビル」)は、予防用としても使用認可されている。予防薬としての処方は、日本では診療報酬適用外であり、原則的利用条件個別定められている。 インフルエンザ感染症発症している、患者同居家族共同生活者(施設など同居者)が下記のような場合には、タミフルカプセル製剤1日1回予防使用することが認められている(7–10日間、継続して服用する)。健康成人13歳未満小児は、予防使用対象ならない高齢者65歳以上) 慢性呼吸器疾患患者、又は慢性心疾患患者 代謝性疾患患者糖尿病など) 腎機能障害患者 リレンザ予防投与では、その対象が「原則としてインフルエンザウイルス感染症発症している患者同居家族、または共同生活者である次の者高齢者65歳以上) 慢性心疾患患者 代謝性疾患患者糖尿病等) 腎機能障害患者 オセルタミビルタミフル)の健常者への予防投与によるいくつかの有害事象が、神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科により報告されている274人のアンケートから、報告によれば、「最も多かった症状は「疲労」で、ほかには腹痛下痢食欲不振頭痛不眠症発熱などであった。しかし、症状消失服用中止後服用中の報告があり、服用との因果関係明かではない」としている。

※この「日本でのガイドライン」の解説は、「インフルエンザ」の解説の一部です。
「日本でのガイドライン」を含む「インフルエンザ」の記事については、「インフルエンザ」の概要を参照ください。

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