日本からの注目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 07:22 UTC 版)
中国での報道後、先行者が歩行する動画は日本のテレビ番組などでも紹介された。 インターネット上では、2001年3月3日にテキストサイト『侍魂』が『ロボット技術の最先端』と題した記事でジョーク交じりに取り上げたのをきっかけに話題となった。その後、元の写真を切り張りしたGIFアニメが同サイトで紹介された。記事に掲載されたGIFアニメは先行者の手足を激しく動かしたもののほか、写真の角度から砲門のように見えた股関節部分のはみ出しを「中華キャノン」と称し砲撃を行わせるというものもあった。その後、先行者を題材にしたCGムービーやゲーム、小説などの同人作品が作られていった。 2002年2月に行われたROBO-ONE第1回大会には、開発者である馬宏緒と周華平がゲストとして招かれた。先行者自体は国家機密の為に持ち出しが認められなかったものの、先行者に関するパネルと動画の特別展示が行われた。 同年、雑誌『ネットランナー』7月号の特別付録として、先行者を模した「中華キャノン」のプラモデルが青島文化教材社により製作された。 『ぷにぷに☆ぽえみぃ』、『りぜるまいん』、『いぬかみっ!』、『ネギま!?』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『生徒会役員共』、出口竜正版『アベノ橋魔法☆商店街』(第2話の閃光のシャー)、『ラストピリオド』 (TVアニメ版)、といった、日本の漫画やアニメにも、ネタの一環として出演を果たしている。 なお、中国のアニメ作品においても先行者が取り上げられる事例はあり、2013年のロボットアニメ『超限獵兵-凱能(中国語版)』では、作中に登場する巨大ロボット兵器「ATF」(Asy-Tac Fronteer)は、先行者(Fronteer)を起源とすると設定されている。
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