日本からの技術協力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 22:05 UTC 版)
製造が容易な部品のみを北朝鮮で作り、その他の部品は全て日本から輸入して組み立てていた。組み立てられた楽器は全て静岡県浜松市に送られて、最終調整を施した後に販路に乗せられた。北朝鮮製の部品の比率は、製造開始当時は1%程度であったとされている。 当時の日本においては、アップライトピアノの市場が飽和していた上に、デジタルピアノが登場した事により、アップライトピアノ製造を主とする工場は苦境を迎えていた。こうした状況下での、北朝鮮からの技術協力要請は、好意的に受け止められていた。日本人技術者が滞在しての技術指導は7年程度続いた。
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