新道線・砧線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 01:25 UTC 版)
新道線 渋12:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 深沢八丁目 - 瀬田 - 二子玉川園駅(高津営業所と共管) 渋13:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 深沢八丁目 - 瀬田 - 二子玉川園駅 - 吉沢 - 砧本村(1984年3月16日から1988年2月15日まで高津営業所と共管) 砧線 玉06:二子玉川 - 吉沢 - 砧本村(目黒営業所と共同運行) 玉06:大橋 - 三軒茶屋 - 深沢八丁目 - 二子玉川 - 吉沢 - 砧本村(出入庫のみ) 玉電の経路に沿う渋03・渋04に対し、新町一丁目 - 瀬田間で玉川通り(国道246号)の新道を経由する路線。玉06は砧線の代替路線で、当初は鉄道時代と同じ「砧線」の路線名であった。 両系統とも玉電営業終了の翌日となる1969年(昭和44年)5月11日に運行を開始した。当初は渋12に急行運転があり、途中三軒茶屋、駒沢、瀬田のみに停車していた。また急行の一部に高津営業所が担当する便もあった。 1970年(昭和45年)、清水線の目黒営業所移管に伴い玉06も一部目黒担当に変わり共管となる。これは、新道線と同時に新設された黒03系統との兼ね合いであった。 1977年(昭和52年)4月7日の新玉川線の開業に合わせて、玉電代替の主力系統だった池尻線・用賀線は全便廃止となったが、新道線は鉄道と重複しない区間があるという理由で運行が継続された。しかし、急行便はこの時に廃止されて普通のみとなり、高津は渋12から一旦退いた。ちなみに新道経由の路線は本路線以外に久地線こと渋14(渋谷駅 - 二子玉川 - 向ヶ丘遊園駅)もあったが、渋14は1979年(昭和54年)4月、渋谷駅 - 瀬田間を廃止して用賀駅始発に変更の上、向02となった。 詳細は「東急バス高津営業所#久地線」を参照 1984年(昭和59年)3月16日付で渋12の全便、渋13のうち玉06の出入庫となる便を除いた大半の便が高津に移管された。これにより今度は渋13が大橋と高津の共管になる。さらに、1988年(昭和63年)2月15日限りで黒03が廃止になったため、玉06は目黒との共管を終了、同時に高津へ移管された。これにより出入庫となる渋13も高津に移管され共管を終了。砧線は新道線に編入された。 その後も渋13は存続したが、1997年(平成9年)3月16日限りで廃止。この結果、両系統は路線名こそ同じながら運行形態上完全に分断された。 詳細は「東急バス高津営業所#新道線」を参照
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