新川支所時代(1948-1962)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 08:45 UTC 版)
「碧南市民図書館」の記事における「新川支所時代(1948-1962)」の解説
1948年(昭和23年)9月15日には、碧海郡新川町・大浜町・棚尾町・旭村の3町1村が合併して碧南市が誕生した。これを機に、碧南市は新川町立新川文庫を母体に碧南市立図書館を設立。碧南市字山神15(現・山神町)の碧南市役所新川支所に図書館を置き、9月24日には連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)愛知軍政部のマギー少佐が臨席して開館式を行った。なお、当時の碧南市役所新川支所は山神社の南側にあり、現在は鶴ヶ崎区民館・鶴ヶ崎区民センターが建っている。1949年(昭和24年)7月1日には碧南市立図書館閲覧料徴収条例を制定した。 1950年(昭和25年)には公共図書館について規定する図書館法が施行されており、碧南市は同年12月26日に図書館法に基づく碧南市立図書館設置条例を制定している。1951年(昭和26年)5月26日には閲覧料を廃止している。1954年(昭和29年)4月1日から保証金を支払って館外貸出を行えるようにした。 碧南市立図書館時代の開館時間は、1月から3月、10月から12月が「9時-16時30分」であり、4月から9月が「8時30分-17時30分」だった。休館日は、毎週金曜日・祝日・毎月末日・年末年始・夏季の曝書期・創立記念日である毎年9月15日だった。学生は100円、一般は200円の保証金を納付することで図書を携出閲覧することができ、5日間まで館外閲覧ができた。館内にはCIE図書室が併設された。1961年(昭和36年)9月には読書感想文コンクールを初開催しており、以後は1998年(平成10年)まで毎年継続して開催した。
※この「新川支所時代(1948-1962)」の解説は、「碧南市民図書館」の解説の一部です。
「新川支所時代(1948-1962)」を含む「碧南市民図書館」の記事については、「碧南市民図書館」の概要を参照ください。
- 新川支所時代のページへのリンク