斬とその仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 23:53 UTC 版)
村山斬(むらやま ザン) 本作品の主人公で、達人しか扱えない「研無刀」を持っている高校2年生の少年。前の学校では虐められて、無双高校に転校してきた。普段は弱く、この刀を無茶苦茶に振り回すことしかできないが、危機に陥ると強くなり、研無刀を扱えるようになる。小柄な体格に反して膂力は強く、鉤縄で屋上にしがみついた貫木を片手で引っ張り上げることが出来たほど。 月島に好意を持っており、彼女のためなら嫌いな真剣勝負も受ける。気弱で億劫な性格だが、人一倍優しい。 月島弥生(つきしま やよい) 女性では珍しく刀を帯刀している高校2年生の少女。剣道五段で、とても美少女で一般アイドルをも凌ぐと評判である。性格は血気盛んなところがある。武士は男性という風潮のなかで、自らが女性であることにコンプレックスを抱いており、真剣勝負で自分が武士であることを証明しようとする。その思いゆえに、他者の真剣勝負に介入することが多い。作者自身も単行本で「おてんばにさせすぎた」と述べている。 貫木刃(つらぬき やいば) 忍武士の高校2年生の少年で、斬とは同じクラス。見た目が怖く、態度が大きいせいか、すぐ他人に絡んでいるように見えるので、将来辻斬りになるのではと恐れられている。しかし実際は、一々物事を引きずらない好青年である。 屋上で女子生徒を不良から守った際、そこに駆け付けた斬に「女子生徒を襲っている」と勘違いされ、真剣勝負を行う。その後ひょんなことから勝利を収めた斬に「止めを刺せ」と言うも、斬に首を横に振られ親友になる。斬(読みきり版)後に、掲載された作品「破天荒」の主役にもなった(その中では、鬼村四郎(先行して登場)。
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