料理・調理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 00:39 UTC 版)
チコリは主にサラダにする他、蒸し煮、グラタン、ソテーして肉料理の付け合せにして使われる。フランス語圏でもベルギーではシコン (Chicon) と呼び、シコンのグラタンは代表的なベルギー料理のひとつである。細長い舟形をした葉を器に見立てて、ディップをのせてオードブルにも利用される。ほのかな苦味は、ブルーチーズやマスタードなど味に個性がある食材と組み合わせるとよく合う。 トレビス(ラディッキオ)は鮮やかな赤紫色と歯ごたえを活かして、生でサラダにするのが一般的で、ソテーやグリルにして肉料理や魚料理の付け合わせにしたり、リゾット、スープ、グラタンなどにも使われる。 根を炒ったものをコーヒーの風味づけや代用品にも使う。茶代用品(茶外茶)として飲むこともできる。カフェデュモンドのコーヒーにはチコリーが配合されている。ベトナムコーヒーもチコリー入りが多い。コカコーラ社が発売している爽健美茶にも含まれており、2リットルタイプなど、表記にもチコリーの文字が書いてあるものがある。 イタリアではチコーリア (cicoria) とよばれ、葉の部分は茹でて付け合わせ野菜として、先の柔らかい部分はプンタレッラ(puntarella)と呼ばれ、生のまま細く割いてサラダとして食されることが一般である。 ルッコラとラディッキオのサラダ チコリのベーコン巻きグラタン ソテーされたチコリと鴨胸肉
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