教会騎士団を置かない国家および独立都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/19 15:18 UTC 版)
「エレニア記」の記事における「教会騎士団を置かない国家および独立都市」の解説
カモリア(Cammoria) イオシア大陸の南部にある国家。カモリア人が住む。首都はカモリア(Cammoria)。貿易が非常に盛んである。イオシア大陸最古の学問研究のメッカであり、教会から独立した学園都市ボラッタ(Borrata)がある。ここの医療は最先端との評判が高い。 ラモーカンド(Lamorkand) イオシア大陸の中央部にある国家。ラモーク人が住む。国土は湿度が高く、気温が低いのが特徴。カルテンがこの地に追放された。男爵同士の個人的な争いが絶えず、隣国のゼモック国からの軍勢が十年ごとにやって来るため、国家は常に荒廃している。 ペロシア(Pelosia) イオシア大陸の北部にある国家。ペロシア人と遊牧民族ペロイが住む。ペロシアという国家の名前はペロイから由来しているといわれる。統治者はソロス王(Soros)。東国境の防護が固いため、ゼモックはこの国ではなくラモーカンド国に侵入している。月のない夜、この国の南にあるヴェンネ湖にグエリグが現れて、失われたベーリオンを探しているという言い伝えがある。 カレロス(Chyrellos) エレニア・アーシウム・カモリア・ラモーカンド・ペロシアが国境を接する地点にある、エレネの神を奉るエレネ教会の聖都。総大司教クラヴォナス(Cluvonus)がこの都市のトップであるが、85歳と高齢で老衰が進んでおり、ドルマントが代理を務めている。教会に関する命令はすべてここから出され、四つの騎士団の騎士館も建てられている。どの国家にも属さない自由都市であり、宗教都市・商業都市でもある。この街にある『カレロスの大聖堂』は圧巻で、エレネの神を信仰する人々の心の支えである。
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