教会騎士(Church Knights)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/19 15:18 UTC 版)
「エレニア記」の記事における「教会騎士(Church Knights)」の解説
邪神アザシュから西方イオシアの諸国家を護るべく創設された、エレネ教会と国家に仕える騎士の集団を騎士団という。騎士団はエレニア・アーシウム・デイラ・サレシアの四カ国にあり、それぞれパンディオン騎士団(Pandion Knights)、シリニック騎士団(Cyrinic Knights)、アルシオン騎士団(Alcione Knights)、ジェニディアン騎士団(Genidian Knights)と呼ばれている。この騎士団に所属する騎士のことを教会騎士と呼んでいる。国内の主要な都市とエレネ教会の聖都カレロスに騎士館があり、教会騎士たちはそれぞれの騎士団専用の騎士館で日々を過ごすことが多い。『見習い騎士』と呼ばれる若者たちは、騎士団長から剣術をはじめとする戦闘訓練を受け、教会騎士としての礼儀作法をみっちり仕込まれ、スティリクム人の教師からスティリクム語と『スティリクムの秘儀』を学ぶ。熟練した教会騎士の一部は、レンドーやラモーカンドといった政情不安定な地域に派遣され、情報収集に当たる。集められた情報はただちに本国の騎士館へ伝達され、それに基づいて教会や騎士団は今後について協議する。憂うべき有事(例:五百年前のゼモック国との戦争)が起こったら、各国家の王家や教会、騎士団長の命令に基づき、武装して敵と戦う。それ以外のミッションにおける有事(=戦闘行為)に関しては、教会騎士自身の判断に基づいて行動する。『教会騎士』の名を抱くため、彼らはあくまで聖職者である。それゆえ禁忌事項が何点かある。最も代表されるものが『飲酒の禁止』だが、あまり遵守されていないようである。かつては『結婚の禁止』というのも禁忌事項にあったが、これは五百年前のゼモック国との戦争の結果、禁忌事項からはずされることとなった。
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