政権側の反論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 07:54 UTC 版)
「2011年ロシア反政府運動」の記事における「政権側の反論」の解説
12月8日にプーチンは一連の抗議デモがアメリカがけしかけたものだと批判。野党勢力とアメリカが結びついていると主張した。 12月11日にメドヴェージェフ大統領がFacebookで声明し、デモの趣旨には賛同はしないものの、投票所における全ての不正疑惑の調査を指示したことを明らかにした。しかし、この声明は公正な選挙を要求する市民の怒りをかい、賛否入り乱れたコメントが24時間で約1万3000件もつけられた。 12月15日にはプーチンが恒例のテレビ会見番組に生出演し、どこの国でも反政権側は選挙の不正を主張すると述べつつ、デモそのものは合法的に行われれば問題はないとの認識を示し、2012年3月の大統領選挙ではすべての投票所に監視カメラを合計9万台以上つけ公正さの確保を図る考えを明らかにした。実際の投票の際にはロシア全土で10万台以上のウェブカメラ機能付きパソコンが導入され、インターネットで中継された。
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