操縦型OKE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 12:37 UTC 版)
「Carnage Heart PORTABLE」の記事における「操縦型OKE」の解説
特に肝となるのが、自分で操作する操縦型OKEの機能が追加されたことである。従来のシリーズでは、OKEは組まれたプログラムで全自動で動くもの(自律型OKE)であったものに対し、操縦型OKEはプレイヤーの遠隔操作によって動かすものである。以前でも裏技、または特定機種で特定操作に限定したもので操縦は可能であったが、こちらはより自律型に沿った応用的なものとなっている。 操縦型OKEは、自律型OKEと同様にプログラムチップで組み込まれたプログラムの処理によって動作するようになっており、基本的に動作内容を自分でプログラムするのは従来のOKE設計と同じである。異なる点を挙げれば、動作分岐を周りの状況に合わせて自動で分岐判断していたところを、自分のボタン操作を判断のための値にし、分岐させるところにある。普通のロボットアクションゲームのような操作に比べて、処理する行動を自分で組むことが出来るところが大きい。操縦型でも動作の一部を自動化(例えば特定条件になった際、オプション装置の自動起動を行う)することも可能。 自律型OKEとはプログラムを組んで動かす根幹が同じなため、シリーズを初めてプレイするものにも親和性が良く、体感して覚えさせることができる利点もある。チュートリアルを兼ねたシナリオモード内では、操縦型で実際に動かして処理を理解しながら段階的に使えるチップを増やし、途中で自律型についてのレクチャーを受けて自律型も作れるようになる流れになる。 チーム戦では、自律型OKE1・2機に操縦型OKEを混ぜた構成にすることも可能。当然組み込める操縦型OKEは、操作の関係から1機のみ。2人通信対戦のチーム戦でも同様である。ただし、通信対戦の6人プレイモードでは、各プレイヤーが一つずつOKEを選ぶ仕様であるため、3機以上の操縦型OKEを混ぜてチームプレイ戦を楽しむことができる。
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