携帯電話・PHSにおける設定方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 02:46 UTC 版)
「非通知」の記事における「携帯電話・PHSにおける設定方法」の解説
携帯電話・PHSでは、上述のネットワーク設定による非通知拒否(ナンバー・リクエスト)に相当。各社ともに無料で提供されている。各社のMVNOについても、基本的には下記の内容に準じて運用可能。 NTTドコモはNTT東西のナンバー・リクエスト同様の148のダイヤル後、1のプッシュでネットワークでの拒否設定、0のプッシュで設定解除となる。 au(KDDI・沖縄セルラー電話連合)は1481(設定)ないしは1480(解除)。 ソフトバンクSoftBankブランドおよび、Y!mobileブランドの「電話サービス(タイプ1)」契約のスマートフォン(旧EMOBILE 4G-S契約を含む)および「電話サービス(タイプ3)」契約のスマートフォンの3G番号については不提供。 EMOBILE 4G-S契約を除くイー・アクセス時代の音声契約ないしはY!mobileブランド移行後の「電話サービス(タイプ2)」契約のスマートフォンは、*254#(設定)ないしは#254#(解除)へのコマンド入力により設定(2018年1月末をもって提供終了予定)。 ウィルコムブランド時代ないしY!mobileブランド移行後にPHSを契約した場合、または、ウィルコム時代に契約した携帯電話とPHSのデュアルモード端末ないしはY!mobileの「電話サービス(タイプ3)」契約のPHS番号については143へのそれぞれのダイヤル操作にて設定。 ソフトバンクのSoftBankブランドとY!mobileブランドのうち、EMOBILE 4G-S契約ないしはスマホプランの「電話サービス(タイプ1)」および「電話サービス(タイプ3)」の携帯電話回線(従前からのソフトバンクのネットワークを利用)およびディズニー・モバイルでは、これらのダイヤルやコマンド入力の設定はない(端末依存によるもののみ となる)。 スマートフォンの場合は、EM01Lなど、端末に機能自体のないものも存在する。 Android OS端末の場合は、OSバージョンなどに左右されるケースもある(OSのバージョンアップによって対応するケースもある)。なお、Androidスマートフォンおよびいわゆるガラホの場合、OSの仕様上、公衆電話および通知不可能の着信と非通知の着信が区別できないため、端末側での非通知拒否を行った場合、公衆電話および通知不可能までも拒否してしまうケースもある。そのため、SoftBankブランドなどの、ネットワークでの拒否ができないスマートフォンやいわゆるガラホは、メモリに登録した特定の着信を拒否するケースや迷惑電話対策サービスの利用などの例外(これらは、基本的に他社でも可能なサービス)を除けば、原則、すべての着信を受け入れるか非通知だけでなく公衆電話や通知不可能などもすべて遮断するかの選択となる。 ちなみに、Android 4.4(KitKat)を搭載したEM01Lの場合、通話アプリに着信拒否機能がないため利用できない。 逆に、ソフトバンクのSoftBank契約の場合、新規契約の際に、発信にあたってネットワーク上で番号通知を行うか非通知発信を行うかいずれかを選択することができる(端末で設定できる場合は、通知する・通知しない・ネットワークに依存、から選択することになる)。契約時に特に指定しない場合は、通知するで設定されるが、あとから変更することも可能(SoftBankブランドのシンプルスタイル契約ないしはY!mobileブランドのタイプ1では、この契約変更の設定は存在しないため、「通知する」状態で固定されることになる)。
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