振り付けや演出の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:07 UTC 版)
「MIKIKO」の記事における「振り付けや演出の特徴」の解説
目標は踊り手の身体や個性を美しく見せること。米国で体型や文化の差を確認したことが転機となった。例えば、ヒップホップのような外来のダンスをそのまま取り入れず、かつ着物のような外見ではなく、細やかさのような日本人の内面を表現することを一層重視する。MIKIKOは日常の仕草を振り付けに多用し、プロジェクターやドローン、LED、移動式半透過スクリーンなど先端技術を用いた演出も得意とする。最も影響を受けた振付師は「引き算の美学」を感じるボブ・フォッシーと話した。 脚本家で映像、音楽制作を手掛ける小中千昭は、振り付けの特徴の一部を次のように指摘した。 振り付け対象が広範:テクノやJ-POPはもちろん、ヘヴィメタルも対象とする。しかも後者ではブラストビートやギターソロまで視覚化した。「グラッドストーンというものがある。ブラストビートを叩く上では必須な技術なのだが、『Road of Resistance』イントロの騎乗ダンスはその視覚化」(公式動画 の01:25)。「ギター・ソロにダンスがついている事が判る。 恋ダンスにおける振り付けの目標は、楽器の音や歌詞を解説し、振り付けがない場合と異なる面を観客に感じさせることだった。星野源は振り付けを「楽曲の持つ魅力とリスナーへの伝達力を何倍にも大きくしてくれる」と評した。
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