投入線区向け特化改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:06 UTC 版)
「国鉄70系電車」の記事における「投入線区向け特化改造」の解説
各地域の使用状況に応じた以下の改造を施工。 新潟地区 運転台正面窓のデフロスター装備や先頭台車へのスノープラウ装備といった一般的な寒冷・降雪地向け改造のほか、以下の通り改造を施工した。 主抵抗器など床下電機品に耐雪カバーを設置。 乗降扉を半自動化。 クハ76形へのうち、前面下部にタイフォン2箇所を装備する300番台および更新修繕実施車はその一方に耐雪カバーを設置。 300番台および更新修繕実施車以外のクハ76形は運行番号表示器の部分にタイフォンを設置し、耐雪カバーを設置。 クハ76形奇数車の一部に電動発電機を設置。 仙石線 1971-72年に仙石線のモハ70形4両のうち3両(モハ70123 - 70125)の通風器を押込型に換装。 中央西線・長野地区 1976-77年に、長野地区に隧道の多い篠ノ井線での運行に備え、クハ76形のうちクハ76021・76073・76075の3両に前照灯のシールドビーム2灯化を施工。 1973年7月の中央西線・篠ノ井線全線電化以降、両線の狭小トンネルに対応するため、モハ70形23両のパンタグラフを同年に開発された、最小折りたたみ高さを縮小したPS23に換装した。
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