技術と用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 05:19 UTC 版)
パドル:手で漕いで進むこと。通常はうつ伏せで行うが、ロングボードでは正座で行うニーパドルなどもある。 ゲットアウト:パドルして沖に出ること。プッシングスルー:ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードを沈め、ボードと体の間に波を通して抜けること。 ドルフィンスルー/ダックダイブ:ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードごと体を沈め、波の下を潜り抜けること。 スクートン・シュート:ゲットアウト時、ボードの後方に重心を置きテールを沈め、スープが当たった瞬間にノーズ方向へ重心を移して波を抜けること。基本的にはロングボードで行う。 ローリングスルー:ゲットアウト時、半回転してボードを引き寄せて沈め、波の下を潜り抜けること。基本的にはロングボードで行う。 テイクオフ:波に乗ること。通常はパドルでスピードをつけて乗る。ノーパドルテイクオフ/刺し乗り:ボードを沈めた反動を使ってテイクオフすること。 レイトテイクオフ:波が崩れる直前でテイクオフすること。 リバーステイクオフ/スケッグファースト:テールからテイクオフし、ボードを半回転させ、通常のライディング体勢にすること。 トゥイン:水上オートバイに引っ張ってもらうテイクオフ。 フェイドターン:わざと崩れる方向とは逆にテイクオフし、立ち上がったら崩れる方向に進むこと。 アップス・アンド・ダウンズ:波の斜面を上下に動いてスピードをつけること。 ウォーキング:ロングボードで、ボード上を歩くこと。すり足で歩くシャッフルや、足を交差させて歩くクロスステップがある。体重移動を行い、スピードを調節するのが目的。元の位置に戻るのはステップバック。 ノーズライディング:ロングボードで、ノーズ(ボードの前方1/3)に乗ること。ノーズ先端に足の指5本をかけるハングファイブ、10本をかけるハングテン、かかとをかけるヒールオーバーがある。パフォーマンス的な要素もあるが、元々は体重移動を行い、スピードを調節するのが目的。 トリミング:ライディングのリズムやポジションをコントロールするターンのこと。 ボトムターン:波の斜面のボトム(下)部分でターンすること。 トップターン:波の斜面のトップ(上)部分でターンすること。テールスライド:トップターンのときにボードのテールを押し出してスライドさせること。 オフザトップ:波の上部の崩れそうな部分で勢いよくボードの角度を変えること。オフザリップ/リッピング:波のリップにサーフボードを当ててターンすること。 ローラーコースター:波のスープにボードを当て込むように乗り上げ、スープと一緒に降りてくること。 レイバック:波のトップなどでターンをする際に、海面に背中がつくようなほど体を倒し傾け、仰向け状態になりながらターンを行うこと。 カットバック:波のパワーのない部分まで出すぎてしまったときに、方向転換してパワーのある部分へ戻ること。ラウンドハウスカットバック:回転半径の大きな弧を描くカットバック。 リエントリー:波の外に一度外れてから戻ってくること。フローター:スープやリップを乗り越えてライディングすること。 スリーシックスティー:水平方向に360度回転すること。 エアリアル:空中に飛び出し、再び着水すること。 プルアウト:波から降りること。意思に反して落ちてしまうのはワイプアウト。アイランドプルアウト:チューブやダンパーで、トップに向かってプルアウトができない時に、ボードごと波の壁に身体を突っ込んで行うプルアウト。 ベイルアウト:ボードから降りること。
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