批評家の反応と称賛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 10:34 UTC 版)
本作は批評家から肯定的なレビューを受けた。ラジオ・タイムズのウィリアム・ギャラガーは本作に"これまでで最高"と呼び、リヴァー・ソングにも肯定的であった。IGNのトラヴィス・フィケットは本作に10点満点で9.2の評価を与え、全ての登場人物の間の素晴らしく面白い会話・相次いで心を驚かせるコンセプト・怖ろしいキャラクターの瞬間と本のある図書館という設定を称賛した。しかし、彼はヴァシュタ・ナラーダのコンセプトはやや間抜けであるとし、特に彼らが骸骨の姿をしている点についてそう評価した。デジタル・スパイのベン・ローソン・ジョーンズは「静寂の図書館」に星5つのうち4つ星を与え、ノード(図書館司書)とデータ・ゴーストの素晴らしく独創的なコンセプト、ゲスト出演者のキングストンやサーモンおよび少女役のイヴ・ニュートンを称賛した。しかし、彼は軽い批判点として、モファットが『ドクター・フー』で執筆した他のエピソードと似た要素が複数見られる点を挙げた。SFX でレビューをしたリチャード・エドワーズは本作に星5つのうち5つ星を与え、本作を"これまでのシリーズで最高"と呼んだ。特に彼はヴァシュタ・ナラーダにより刻み込まれる恐怖と、好奇心をそそる平行な少女のプロットラインを称賛した。 2011年に Den of Geek は「静寂の図書館」のクリフハンガーを『ドクター・フー』の最も優れたクリフハンガー10選の1つに選んだ。IGN はこの二部作をテナントの在任期間中で4番目に良いエピソードに認定し、これはZap2itのサム・マクファーソンも同様であった。本作は次話「影の森」とともにヒューゴー賞映像部門短編部門にノミネートされたが、受賞はドラマ『Dr. Horrible's Sing-Along Blo(英語版)』に譲ることとなった。本作は2009年 Constellation Award を映画テレビ最高脚本部門で受賞した。
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