批判と市の公認撤回
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 01:45 UTC 版)
現役の海女を含む一部の市民は、キャラクターの描写が性的で女性蔑視に当たり海女の信仰心を踏みにじっているとして、市に公認の撤回や市内に掲示しているポスターやパネルの撤去、碧志摩メグを使用したイベントなどの企画の停止を要求し、309人分の署名を提出。明日少女隊は公認撤回を求める署名運動をChange.orgで展開、7,814人の賛同を得た。これに対し、浜口喜博は「批判は一つの意見として受け止めている。地域の活性化、若者の海女への関心を持ってもらうことなどを考えたデザイン」と述べ、志摩市はその時点で公認を外すつもりはないとしていた。また、それと時同じくして、一部市民によるキャラクターの市の公認の維持や、キャラクターのプロモーション企画を支持する活動も行われていた。2015年第3回定例会の9月8日第3号で竹内千尋(無所属、しま)、9月10日の第4号で濵口三代和(無所属、志成会)からの質問もされた。しかし、2015年11月5日、マリボン事業部側からの申出により志摩市はキャラクターの公認を撤回する旨を発表した。同日、マリボン事業部側は公式サイトにて「本当に全ての海女の方々が反対であるならば企画の停止も考えた」としながらも、2015年9月30日に地元の海女の代表24人との話し合いを通じて7割近くの賛同を得たことからデザインを変更せずに非公認キャラクターとして企画を継続していく旨を発表した。後の2015年10月29日に中日新聞に掲載されたアンケートではデザインについて69.2%が問題ない、志摩市が「公認」したことについて70.1%が問題ないと回答している(うち、女性の52.2%が「問題ない」、47.8%が「問題がある」と回答)。
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