恐れ多くも
読み方:おそれおおくも
別表記:畏れ多くも
「恐れ多くも」とは、「大いに畏まって敬うべき対象である」あるいは「たいそう恐縮・恐悦するような(もったいない)事柄である」といった感情・前置きのことを意味する表現。動詞「恐れ多い」の連用形+助詞「も」からなる連語。
動詞「恐れ多い」は、相手の地位が高くてこちらが申し訳ない気持ちになる、という意味合いの表現。これが具体的には(1)関わるのが失礼であり申し訳なく思えるほどに尊い、(2)申し訳なく思えるほどに尊い方からの働きかけが有り難く嬉しい、という風に意味用法が分かれる。
「恐れ多くも~」は文修飾副詞(文を修飾する副詞)として、つまり名詞や動詞というより「恐れ多くも」以下に連なる文全体を形容する表現として用いられる。
後者の「~陛下から直々に~」は、大いに畏まって敬うべき人物から「言葉を賜った」ことが「恐れ多い=もったいない事柄である」と言っていると解釈できる。
別表記:畏れ多くも
「恐れ多くも」とは、「大いに畏まって敬うべき対象である」あるいは「たいそう恐縮・恐悦するような(もったいない)事柄である」といった感情・前置きのことを意味する表現。動詞「恐れ多い」の連用形+助詞「も」からなる連語。
動詞「恐れ多い」は、相手の地位が高くてこちらが申し訳ない気持ちになる、という意味合いの表現。これが具体的には(1)関わるのが失礼であり申し訳なく思えるほどに尊い、(2)申し訳なく思えるほどに尊い方からの働きかけが有り難く嬉しい、という風に意味用法が分かれる。
「恐れ多くも~」は文修飾副詞(文を修飾する副詞)として、つまり名詞や動詞というより「恐れ多くも」以下に連なる文全体を形容する表現として用いられる。
例文と使い方
前者の「~先の副将軍~」は、その人が水戸光圀公であり「恐れ多い=大いに畏まって敬うべき人物である」と言っていると解釈できる。後者の「~陛下から直々に~」は、大いに畏まって敬うべき人物から「言葉を賜った」ことが「恐れ多い=もったいない事柄である」と言っていると解釈できる。
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