性能と実戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/23 13:21 UTC 版)
武装は車両によってまちまちだが、DT機銃と軽量な山砲もしくは対戦車砲という組み合わせが多い。 似たような状況で急増されたオデッサ戦車とは異なり、比較的整った設備で開発が行われたため、明らかに不格好というほどでもなく、天井部を除き、軒並み10mm(傾斜はなし)の装甲を持つなど、カタログスペックの上ではややまともな性能に見える。 しかしやはり元が農業トラクターである事実は変わらず、また装甲や速度の割には車高が高く、またオデッサ戦車のように威嚇するという目的のためにはやや小さ過ぎたため、次々と撃破された。 当初は800台程の生産が目標とされたが、ドイツ国防軍の進撃が予想以上に早かったことと、瞬く間に被撃破数が増えたことから、100台前後しか完成しなかった。 第一次ハリコフ攻防戦、モスクワの戦いの他、ポルタヴァなどでも存在が確認されている。
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性能と実戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/24 15:16 UTC 版)
T-46は軽戦車としては攻撃力、装甲、速度の面でバランスが取れていた。特にBT戦車などに用いられた、クリスティー方式による稼動方式によってキャタピラがなくとも高い機動力を発揮することが出来た。しかし機械的信頼性の低さと、それに見合わない生産性の低さが大きなネックとなっていた。特にコストの面では多砲塔戦車であるT-28と同等という高価さであった。そのため1937年までに生産された4輌以上の増産は行われず、この年の内に計画が全て凍結した。 生産された4輌は実戦に投入された。詳しい運用状況は分かっていないが、冬戦争に投入され、一部は砲塔を埋めてトーチカとして使用していたとされている。その他火炎放射戦車として使用された車両もあった。
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