忍者怪獣 サータン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「忍者怪獣 サータン」の解説
第19話「宇宙から来た透明大怪獣」に登場。 坂田次郎が通う学校に墜落した小隕石の中から出現した怪獣。ゾウのような長い鼻が特徴で身体の組成は中性子。コンクリートを常食とする。特徴として中性子の性質を利用した物体透過、透明術、瞬間移動などがある。武器は持っていないが、透明術と瞬間移動術を利用して相手の背後に回り込み、相手の首に長い鼻を巻きつけて絞め殺す戦法を得意とする。設定では、頭部の毛は鋼鉄よりも硬いとされる。 ウルトラマンジャックとの戦いではウルトラ透視光線で発見され、姿を消す前に叩きのめされる。最後は足元がおぼつかなくなったところをウルトラ念力で宙に浮かされ、ウルトラブレスレットから発せられたウルトラスーパー光線を受け、爆発した。 スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット) デザインは利光貞三が担当した。デザイン画では二子姉弟の子供がいた子連れの怪獣として描かれていた。 次回予告では「サターン」と呼ばれていた。 大伴昌司が構成を務めた書籍『怪獣図解入門』(小学館・1972年)41頁では、「科学的には中性子だけで怪獣を構成することは不可能なので、恐らくこの怪獣は、お腹に原子炉を持っていて中性子を撒き散らす四次元の怪獣なのだろう」という解釈がなされていた。 その他の作品に登場するサータン漫画『かがやけ ウルトラの星』では、怪獣軍団の一員として登場している。バルタン星人に率いられて北海道に出現し、初代ウルトラマンやウルトラキングと戦う。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体となっている。
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