心的エネルギーの方向性と性格類型とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 心的エネルギーの方向性と性格類型の意味・解説 

心的エネルギーの方向性と性格類型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:38 UTC 版)

分析心理学」の記事における「心的エネルギーの方向性と性格類型」の解説

MBTI」も参照 自我は、その関心を、周囲の環境である「外的世界」に向ける場合と、こころの世界である「内的世界」に向ける場合がある。主として行為動機外的世界から引き出す人と、内的世界から引き出す人では、心的エネルギー方向ひいては自我ありよう差異存在しここから二つ性格類型分かれるとされた。 外向内向型 心的エネルギー方向性とは別に、「心の機能類型というものが考えられ、それは、合理的(判断)機能非合理的(要素的)機能二つカテゴライズされる。前者はさらに「思考」(区別原理)と「感情」(関係原理)に、後者はさらに「感覚」(現実性)と「直観」(可能性)に分かたれるため、合計四種類に分かれる個人は、その精神活動において、いずれか一つ心的機能を、主要機能として使うため、四種類の心的機能による性格類型考えられる。更に、内向外向心的類型組み合わさり、計八種類心的類型性格類型成立する合理的機能思考型 (外向内向感情型 (外向内向非合理的機能感覚型 (外向内向直観型 (外向内向) さらに主要機能補完するものとしての補助機能があり、主要機能とは必ず別のカテゴリ属する。たとえば主要機能非合理的な「感覚」である場合補助機能合理的な思考」か「感情」の何れかとなる。主要機能でも補助機能でもない機能は、本人のものとは自覚されず他者投影される傾向をもつ劣等機能となる。尚、たとえば優越(主要および補助)機能外向であれば劣等機能内向となる。また建設的な優越機能対し劣等機能はしばし破壊的な傾向をもつ。

※この「心的エネルギーの方向性と性格類型」の解説は、「分析心理学」の解説の一部です。
「心的エネルギーの方向性と性格類型」を含む「分析心理学」の記事については、「分析心理学」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「心的エネルギーの方向性と性格類型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「心的エネルギーの方向性と性格類型」の関連用語


2
8% |||||

3
8% |||||

心的エネルギーの方向性と性格類型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



心的エネルギーの方向性と性格類型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの分析心理学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS