徒然亭の紋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 20:31 UTC 版)
「ちりとてちん (テレビドラマ)」の記事における「徒然亭の紋」の解説
徒然亭の紋はヒグラシだが、これにはさまざまな由来がある。NHKの公式サイトによれば以下の通り。以下、NHKの公式サイトから抜粋する。 その日暮らし 落語家は実力勝負の世界であり、若手の頃はなかなか仕事がないことが多い。そこから、その日暮らし=そのヒグラシ。 ヒグラシの一生 ヒグラシは生涯のほとんどを幼虫として土のなかで過ごし、成虫になって初めて外の世界に出て鳴く。落語家も長い修業時代を経て初めて高座に上がり、大きな声で芸を披露することから。 徒然草 喜代美が好きな古典作品としても登場する『徒然草』(喜代美の高校時代の古典の授業と、喜代美が草原に落語家復帰を説得した際にこの設定が登場)の冒頭部分の「徒然なるままに日暮らし」とヒグラシをかけている。ちなみに草若一家の本名は吉田で『徒然草』の作者である吉田兼好とあわせている。 ちなみに徒然亭の紋は折り紙のセミをアレンジしてデザインされている。また小浜の和田家にある喜代美の部屋には、折り紙で折ったセミ(ヒグラシ)が飾られていた。これは喜代美がいずれ徒然亭に入門することを暗示したスタッフのお遊びだという。また、この一部は常打ち小屋「ひぐらし亭」の精神でもある。
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