後柏原天皇宸翰著到和歌とは? わかりやすく解説

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後柏原天皇宸翰著到和歌(有栖川宮伝来)

主名称: 後柏原天皇宸翰著到和歌(有栖川宮伝来
指定番号 2387
枝番 00
指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 4巻
時代区分 室町
年代 1483
検索年代
解説文:  著到和歌とは、人数決め日数定めその間一定の場所に参集し毎日一首ずつ和歌詠むことである。本件は、室町時代和歌御造詣深かった後柏原天皇一四六四一五二六)の御製著到和歌百首と、天皇侍臣と共に催された著到和歌二種三巻併せ存し、もと禁裏から有栖川宮伝来したのであるそのうち第一種御製著到和歌は、文明十五年(一四八三)天皇御年三十才澄仁親王時代三月三日から詠ぜられた百首和歌を、自ら浄書されたものである文末には栄雅飛鳥井雅親自筆批点奥書があり、うち四十二首に合点付されている。第二種禁裏著到和歌は、天皇五十才の永正十年一五一三三月三日から、禁裏侍臣十一と共に催され和歌二百首を、天皇二巻浄書されたものである第三種禁裏著到和歌首尾を欠し年紀不明であるが、永正二年以前天皇侍臣十一と共に催され和歌天皇浄書されたものであるいずれも室町時代盛行した著到和歌代表的遺品として中世文学史上注目され、かつ能書誉れ高い後柏原天皇筆跡伝えて貴重である。



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