後柏原天皇宸翰御消息〈はく少将宛/〉
主名称: | 後柏原天皇宸翰御消息〈はく少将宛/〉 |
指定番号: | 63 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1980.06.06(昭和55.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 本紙、礼紙に亙り、稠密に散し書きされた女房奉書で、御書風よりみて後柏原天皇の宸翰御消息と認められ、永正四~六年(一五〇七~〇九)頃、神祇伯忠富王の継嗣左少将白川雅業に充てられたものである。内容は、天皇が雅業の出家遁世の志を戒め、神祇伯家を継承し、朝廷のため、また老親のため奉公すべき旨をさとされたもので、中世神祇史上に重要な宸翰である。なお、所蔵者の花岳寺は吉良家の旧菩提寺で、本消息は吉良義冬の寄進と伝えている。 |
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